Domaine Guillaume Gros lieu-dit Les Biguières(ドメーヌ ギョームグロ リュー ディ レ ビギエール)
Domaine Guillaume Gros lieu-dit Les Biguières 生産者 Domaine Guillaume Gros ワイン名 lieu-dit Les Biguières 2011 産地 Luberon 品種 Grenache/Syrah/Carignan/ ローヌ最南端リュベロンから、 暑い夏の日を思わせるような南仏感いっぱいエネルギッシュなモンスターワイン。 実は、今まであまり積極的に飲んでこなかった産地でしたが、 パリの友達の店で何気なく飲んだリュベロンのロゼがきっかけで、それ以来気になり始めた産地です。 産地のイメージとしては、「The南仏ローヌ」と言えば一番分かり易いのかも知れない(現在の自然派から育った方にはイメージが掴みづらいかもしれない・・・) 表現すれば、ダイナミックなアルコール感、ギリギリまで 熟した糖度の高いボリューム満点の果実味がストレートでド真ん中に来る。 (これは、あくまでも現在の僕の少ない経験によるイメージなので・・・) これでもかと言わんばかりに、グラスの中で目一杯膨らんでいるレ・ビギエール。 とろみを感じるような濃厚リッチな香りは、定番だがカシスなどのリキュールや煮詰めたジャムなどを連想せざるを得ない。 だからと言って、ダムが決壊したようなしまりのない・だらしのない甘味ではないし、酸がなく角が取れすぎた球体でもない。 さり気ない酸とタンニンの中域感は確信的だし、アロエのような風味はしっかりと締めるところは締め、どっぷりとワインを楽しめ・浸り・酔える、抜群の安定感と安心感がある。 更にギョーム・グロのワインは、どれを飲んでも力が湧いてくるようなパワーがあり、素晴らしい生命力を持っているように感じる。 2011年という間隔も正に今しかない油ののっった状態なのか、 抜群の存在感だ。