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紹介しているワインについて

このblogで紹介しているワイン達はお店で出しているものもあれば置いていないものもあります。 コメントはヴィンテージを参考にしていただき、その日に抜栓してその日に一本飲んだ時の個人的な感想であり、それがそのワインの全てを語るものではありません。感じたことはほんの一部にすぎず、まだまだ可能性を秘めていると思います。 ワインは環境やその時々で変わります毎回同じ状態ではありません。 特に自然に造られたワインほどヴィンテージによりかなりの違いが出ることが多いですが良し悪しではな く、各 ヴィンテージを楽しんで飲んでいただくのがベストだと思います。 新たな印象を持ったり感じたりした場合にコメントは少しずつ修正していく事もあります。 在庫の確認、                    在庫のないものでも、もしかしたら状況やタイミングがあえばご用意できる場合も御座いますので、お店までお問い合わせください。                       Ragoût 03-5382-0086

はじめに。

西荻窪にあるフランス田舎・家庭料理と南仏ワイン専門の小さなお店をやっています。 これまで数え切れない程の南フランスのワインを飲んできました。 南フランスのワインは、他のフランスのどの地域と比べても比較にならないほど味わいに幅があります。毎日の暮らしの中・日常的に飲むには最高のテーブルワイン~高品質なワインまで、種類も楽しみ方も多種多様、可能性は無限大に広がる素晴らしい場所です。 しかし、残念ながら未だに[南仏= 安ワイン]というイメージしか持っていない方々も多くいます。(フランス国内のボルドーやブルゴーニュと比べれば当たり前ですが) そして同価格帯から選ぶとなると他の国のワインに流れてしまいがちです。 一般の方はともかく、専門的な飲食店の方々でもそういう考え・ユニーク、カジュアルラインでしか使わない、南仏という大きなくくりで一つにしてしまう、固定概念や品種に捕らわれて味の判別が出来ていない、そもそもワイン自体を楽しんで飲まない等、そういった方々が多くいるというのは自分でお店を持ってみて大変残念なことだと日々非常に多く感じています 。 うちはお店も小さいしカジュアルなので出せるのもは限られてしまうし、メディアも興味を示さないような流行りとかとは無縁の店です。世間のワイン好きの方々は(現在)、ビオという言葉に捕らわれ過ぎていたり(因みに南仏のラングドックという産地はビオ第一位の産地なのですが・・・更にこの産地は世界のビオワインの8%を占めています)、フランスワインは好きでもボルドー・ブルゴーニュ好きのおじ様、お姉様方には見向きもされないのが一般的な南仏ワインの現状ではないかと思います。 そこで、 南仏ワインだけを徹底的に飲んできた僕が、折角なのでこのブログを開設する機会に、美味しいという枠に捕らわれないで素直に「体が反応したもの・光るものがある魅力的なワイン達」等々をここで紹介していきたいと思います。 嬉しいことにRagoûtでワインが買えれば良いというお客様もいたり(残念ながら現在お店で売ることは出来ないので。今後は・・・?) 何を買ったら良いのか分からないと相談されることも多くあるので、皆さんのワイン選びの参考になればと思います。 また、ワインを様々な表現で幅広く自由に自分なりに楽しむ方法を南フラ