Domaine Guillaume Gros Lubéron(ドメーヌ ギヨーム グロ リュベロン)
Domaine Guillaume Gros Lubéron 2011 |
- 生産者 Domaine Guillaume Gros
- ワイン名 Lubéron 2011
- 産地 Lubéron
- 品種 Grenache/Syrah/Carignan/Mourvèdre
ワインを注いだ瞬間から、リッチで優美な甘い果実香がグラスの中いっぱいにタップリと充満する。
カシスやバラ・ワイン漬けしたレーズン、煮詰めたジャムなど。典型的ではあるが王道たるそれらがストレートに当てはまるというのは間違いなく良いワインということだろう。
少しでも鼻を近づければ、濃密でボリューミーなアロマとアルコール感がグイグイと押し寄せ如何にもこの地方らしい南仏香を嗅げる。
メロンやブドウの瑞々しいニュアンスは、繊細さを与え時間をかけてゆっくりと飲みたいと思わせられる上品さ。
肺活量を目一杯使いゆっくりと吸い込むと、鼻を刺激するアルコール感が脳まで周り回る。そのまま一気に含み口中に行き渡らせ飲み込めば、ワインが手足の先や神経まで張り巡り包まれるような充満感が堪能できる。
深く吸い込んだ先にこのワインの心髄がみえるようま気がする。
麻や民族的・オリエンタルな味わいまで想像がいく奥深さ。
甘いソース代わりにしてステーキが食べたくなる。決してサラダなんか挟まずに肉から肉へと食べ進めてほしい。
香りの第一印象から味わい余韻とそれぞれが豊かで、勿論ワインだけでも楽しめるが、それではいいワインが勿体なさすぎる。
リュベロンと言えばテーブルワインのイメージだが、多くの方々が思う単なる南仏の濃厚なワインではない。
南仏の太陽を浴びて焼けた赤い肌と夏の情熱。
熟され凝縮された南がつまっている。
時代の流れなど関係ないワイン。
時代の流れなど関係ないワイン。
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